PCL6145

PCL6100シリーズの4軸タイプ

プリレジスタ(1段)、アップダウンカウンターおよびコンパレーター2系統/軸、直線補間機能、エンコーダー入力、サーボモーターインターフェースなどを内蔵しており、オープンループ制御はもちろん、クローズドループの一般的な制御であれば十分対応できる機能を持っております。

最近のCPU事情を考慮し、8/16ビットパラレルバスと4線式シリアルバスのどちらでも使用できますので、使用できるCPUの選択肢が広がります。

最大出力周波数は15Mppsまで出力でき、アップダウンカウンターも32ビットをPCL61x4シリーズから継承。高分解能かつ、ストロークの長いリニアモーター制御にも対応します。

仕様

制御軸数 4
最高出力周波数 (標準、Max.)
(※5)
9.8Mpps (Max.15Mpps)
CPUインターフェース 8/16ビットパラレル
4線式シリアル
パッケージ 176 - pin QFP
電源電圧 +3.0V ~ +3.6V
基準クロック (標準、Max.) 19.6608MHz (Max.30MHz)
速度設定レジスタ数 2 (FL, FH)
速度設定ステップ数 1 ~ 16,383 (14bit)
速度倍率設定範囲 0.3 ~ 600倍
加速レート設定範囲 1 ~ 65,535 (16bit)
減速レート設定範囲 1 ~ 65,535 (16bit)
位置決めパルス数設定範囲 -2,147,483,648 ~ +2,147,483,647 (32bit)
スローダウンポイント設定範囲 0 ~ 16,777,215 (24bit)
パッケージ外形寸法
(モールド部) (mm)
24×24
周囲温度 -40 ~ +85℃
S字加減速制御
エンコーダー入力 (4逓倍まで可) 〇(各軸あり)
アップ/ダウンカウンター
(現在位置カウンター)
〇(各軸あり)
32ビット×2
コンパレーター 〇(各軸あり)
32ビット×4
(うち2個はソフトリミット専用)
割り込み信号出力 〇(32要因)
次動作用プリバッファー(プリレジスタ) 〇(1段)
次動作自動スタート制御
パルサ—入力 〇(各軸あり)
(逓倍&分周機能なし)
直線補間
連続補間機能
I/O(汎用入出力端子) 〇(各軸8点)
リングカウント機能
ソフトリミット機能
5Vインターフェース対応
適合指令 RoHS指令 2011/65/EU (EU)2015/863含む

(※5)最高出力周波数の標準値は、標準周波数の基準クロックを入力した場合で、Max.値はMax.周波数の基準クロックを入力した場合を表します。

PCL61x5シリーズへの移行参考資料

旧シリーズ (PCL61x3、PCL61x4シリーズ)から PCL61x5シリーズ (PCL6115、6125、6145)への移行の際は、お手数ですが下記資料にて内容のご確認をお願い申し上げます。

◆PCL61x3シリーズ からPCL61x5へ
 「PCL61x3シリーズ から PCL61x5シリーズ への移行について (2020/03/12発行)

◆PCL61x4シリーズ からPCL61x5へ
 「PCL61x4シリーズ から PCL61x5シリーズ への移行について (2020/03/12発行)

資料ダウンロード

PCL6100シリーズ

型番 制御軸数 最高出力周波数 (標準、Max.) CPU インターフェース パッケージ 電源電圧
PCL6145 4 9.8Mpps (Max.15Mpps) 8/16ビットパラレルバス
4線式シリアル
176 - pin QFP +3.0V ~ +3.6V
PCL6125 2 9.8Mpps (Max.15Mpps) 8/16ビットパラレルバス
4線式シリアル
128 - pin QFP +3.0V ~ +3.6V
PCL6115 1 9.8Mpps (Max.15Mpps) 8/16ビットパラレルバス
4線式シリアル
80 - pin QFP +3.0V ~ +3.6V