静止角度誤差

無負荷状態で所定の励磁方式により巻線に定格電流を流して、回転子の任意の一点を出発点として、その点から1ステップずつ回転子を回転させます。
回転子の理論上の位置と実際の位置との差を、ステップごと全周に渡って測定します。
その後、反転させ元の出発点まで測定し、ヒステリシスを含むこの差のプラスとマイナス側の最大値の1/2の値を静止角度誤差と言います。
(「ステッピングモータの用語と定義」日本電機工業会による)