I/O制御 ローカルデバイス
Motionnet構築用のI/Oローカルデバイスです。
I/O制御を取り扱う時に便利です。センターを使用しないI/O伝送にも使えます。
センターデバイス(G9001A)から、またはセンターデバイスを使用せずに2ポート(16ビット)の 入出力信号の制御ができます。 トレラントバッファーを使用しており、5Vインターフェースが可能です。
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特長
◆7×7mm (モールド部) の超小型パッケージ
(32点I/Oローカルデバイス:G9002Aの約1/3サイズ)
◆2ビット単位で入力/出力を端子設定可能
◆センターレスポート間通信など、3種類の通信モードを用意
・通信方式:サイクリック通信
仕様
デバイスタイプ | ローカルデバイス (16点 I/O) |
---|---|
パッケージ | 48 - pin QFP |
CPUインターフェースモード | - |
基準クロック | 80MHz (もしくは40MHz) |
通信速度 | 20Mbps、10Mbps、5Mbps、2.5Mbpsから選択 |
通信プロトコル | NPMオリジナル |
通信方式 | I/Oポート、ステータスはサイクリック通信、データ通信はトランジェント通信 (半二重通信) |
インターフェース | RS485+パルストランス |
接続方式 | マルチドロップ方式 |
エラー検出方式 | CRC12 |
総ケーブル長 | 20Mbps/ローカルデバイス32個接続時 最長100m (ローカルデバイス間の最短0.6m) 20Mbps/ローカルデバイス64個接続時 最長50m (ローカルデバイス間の最短0.6m) |
パッケージ | 48 - pin QFP |
パッケージ外形寸法 (モールド部) (mm) |
7×7 |
電源電圧 | +3.0V ~ +3.6V |
周囲温度 | −40 〜 +85℃ |
RoHS2 | 対応 |
資料ダウンロード
G9205搭載ボード
[MNET-D420] Motionnet ローカル入力ボード(16点入力)
[MNET-D411] Motionnet ローカル入出力ボード (8点入力/8点出力)
[MNET-D402] Motionnet ローカル出力ボード(16点出力)
通信モード
1.センター制御ノーマルモードCPU+G9001A (センターデバイス) から制御する、従来のマルチドロップ型の通信モードです。
・入出力信号が少ない箇所での効率的なシステム構築が行えます。
2.センターレスポート間通信モード
CPUとG9001Aを使用せずに、1:1のポート間通信が行えます。
・2個のG9205Aでひとつのペアを構成し、互いのポート情報が自動的に転送されます。
・モーター制御センサー省配線、ユニット間 I/F、遠隔操作など、Motionnetの応用範囲が更に広がります。
3.センター制御ポート間通信モード (G9001A制御下でのポート間通信)
・従来のMotionnetシステム(ローカル側に他のG9000シリーズが接続されているシステム)とポート間通信機能を混在させることができます。
・ポート間通信モードに設定したG9205Aのポート情報は、ペアとなる他のG9205Aに対して自動的に転送されます。
・一部のG9205Aをポート間通信モードとし、残りをノーマルモードとしたような、混在状態でも運用できます。