パルスコントロールLSI(PCL/PCDシリーズ)を、パソコン(USB)から制御する

概要

当社製PCアプリケーション”Detail Motion”によるモーション制御を紹介します。
 
 

 

 

Detail Motion

Detail Motionは、パルスコントロールLSIに関する知識がなくても、簡単にモーション制御できる専用アプリケーションです。
プログラミング言語にC#もしくはArduinoを選択し、サンプルファイルを出力可能です。


現在、以下の製品が対応しています。
※その他の製品についても順次実装を予定しています。 
名称 制御対象例 アクセス方式
PCL6115 PCL6115-EV SPIバス
PCL6125 PCL6125-EB SPIバス
PCL6240 PCL6240-EV SPIバス

ダウンロード

使用事例

PCL6240-EV (PCL6240ユーザー評価ボード)を使用してモーション制御する事例について説明します。

接続方法

PCL6240-EV(PCL6240ユーザー評価ボード)とステッピングモーター、PCをこのように接続します。

動作パターン作成と手順(1~4)

Detail Motionでこのような動作パターンを作成して、モーション制御します。



1.    Detail Motionを起動し、LSI(PCL6240)を選択します。




2.    環境情報と編集する軸を選択し、波形データの編集に移ります。



3.    各パラメータを設定し、波形データを作成します。



4.    制御基板と接続し、「Start」を押してステッピングモーターを動かします。




※使用方法の詳細は本ページにある「Detail Motionチュートリアル」の「4.1 初歩的な動作の作成例」または「4.2 やや複雑な動作の作成例」をご覧ください。

PC以外からの制御

PC以外に、マイコンからもモーション制御が可能です。
今回は上記の動作パターンを「ESP32-WROOM-32E」から制御します。

1.    Detail MotionからArduinoのサンプルファイルを出力します。

 

2.    Arduino IDEを立ち上げ「ESP32-WROOM-32E」を選択します。


3.    手順1で出力したサンプルファイルをコンパイル、「ESP32-WROOM-32E」にプログラムを書き込みます。
※ESPモジュールを使用する場合、Arduino IDEの拡張パッケージ「esp32」をダウンロードする必要があります。
この時、原稿作成時での最新バージョン3.3.7を使用するとSPIバスでの読み込み処理に失敗するため、ステータスの読み出し結果が0になり、2つ目の動作ブロックまでで停止し3つ目以降の動作ブロックから動作しないことが確認されています。
ここではバージョン2.0.5を使用しています。



4.    「ESP32-WROOM-32E」と制御基板を接続しプログラムを実行します。


この記事を参考に弊社ステッピングモーターも制御できますので、ぜひお試しください。