Motionnet構築用LSI - G9000シリーズ特集


Motionnet入門(はじめに)

[ Motionnetって何? ]

Motionnetは日本パルスモーターが提唱する、シリアル通信によるフィールドバス・システムです。
I/O制御・モーション制御・周辺LSI制御・CPU間メッセージ通信が行えます。


[ フィールドバスって何? ]

CPU(パソコンやマイコン等)と、現場機器(フィールド機器)をつなぐ通信路(バス)です。
一般的にFA制御にて求められるリアルタイム性を満たす通信規格を指す言葉として用いられています。
Motionnetでの現場機器は、入出力機器(センサ・スイッチ・ランプ等)や、モータドライバなどです。
通信により制御することでシステムの省配線化が図れます。
CPUに各現場機器を一つ一つ接続する場合には配線が複雑で保守も大変ですが、
フィールドバスでは、通信ラインに各現場機器をぶら下げる構成なのでシンプルです。


[ Motionnetの良いところは? ]

1.他社メーカーのどんなモーターでも動かせます
2.古いPC・低性能なCPUでも動きます
3.応答速度が速い
4.導入・立ちあげがしやすい
5.ライセンスが不要

Motionnet特集でも詳しく紹介してますので、こちらもぜひご覧ください。
https://www.pulsemotor.com/feature/motionnet2.html

Motionnet構築用LSI - G9000シリーズ

Motionnet構築用LSIのG9000シリーズにはCPUと接続する「センターデバイス」と「ローカルデバイス」があります。

ローカルデバイスは通信ラインにマルチドロップ接続で64局まで接続できます。
機能ごとに複数の種類があります。

G9001A

[センターデバイス]

CPUと接続し、Motionnetの通信を制御します。通信ラインはG9001Aから伸びていきます。
Motionnetの主な通信としては「I/O通信」と、ある程度サイズが大きいデータを通信する「データ通信」があります。
「I/O通信」の処理は、最初にスタートさせればG9001Aが自動で行い続けます。
「データ通信」は、CPUからのコマンドで開始しますが、データとコマンドを与えたあとの処理は全てG9001Aが行います。
つまり、CPUには通信処理による負荷が一切かかりません。通信時間は、定められた計算式で算出できます。

製品ページ:https://www.pulsemotor.com/products/motionnet/LSI/G9001A.html

G9002A

[ ローカルデバイス ]

デジタルI/O機能を提供します。
I/O点数は32点です。8点ごとに入力/出力の選択ができます。

製品ページ:https://www.pulsemotor.com/products/motionnet/LSI/G9002A.html

G9103C

[ ローカルデバイス ]

モーション制御機能を提供します。
パルスコントロールLSI(PCLシリーズ)1軸分の豊富な機能が組み込まれています。
出力はパルス列なので、どのメーカーのモーターも使うことができます。
ライン上のG9103A同士で補間動作(直線補間・円弧補間)の制御をすることも可能です。

製品ページ:https://www.pulsemotor.com/products/motionnet/LSI/G9103C.html

G9004A

[ ローカルデバイス ]

CPUエミュレーション機能を提供します。
G9004Aにパラレルバスで接続した周辺LSIを、センターデバイス側CPUから制御できます。
パルスコントロールLSI(PCL/PCDシリーズ)を周辺LSIとして接続・制御することもできます。
G9004AにCPUを接続して、センターデバイス側CPUとメッセージ通信をさせることもできます。

製品ページ:https://www.pulsemotor.com/products/motionnet/LSI/G9004A.html

G9205A

[ ローカルデバイス ]

デジタルI/O機能を提供します。
I/O点数は16点です。外形が小型(7×7mm)です。
独自機能としてG9205A同士だけで相互間の「I/O通信」を行える「ポート間通信」モードがあります。
「ポート間通信」を使って、センターデバイスを用いず手軽に省配線環境を構築することも可能です。

製品ページ:https://www.pulsemotor.com/products/motionnet/LSI/G9205A.html

G9006

[ ローカルデバイス ]

機能拡張LSIです。
4線式シリアルバス(信号線にSS・SCK・MOSI・MISOを用いる方式)でCPUを接続して使います。
G9006は「I/O通信」で1度に最大32バイトのデータをやりとりできます。
標準のMotionnetにおいて「I/O通信」でローカルデバイス1局が1度に扱えるデータ量は4バイトまでで、
それ以上のサイズのデータは、コマンドによる「データ通信」が必要ですが、G9006を使うことで、
アナログデータをA/D変換して取り込んだものなど、少しサイズが大きいデータも容易に扱うことができます。
ライン上の全ての「I/O通信」をモニターすることもでき、モニターモードの場合は接続数へのカウント不要です。

製品ページ:https://www.pulsemotor.com/products/motionnet/LSI/G9006.html

G9H50A

[ HUB用LSI ]

Motionnet通信ラインの任意の場所に挿入することができ、Motionnetの本数を増やす時に便利です。
5本の通信ライン分岐が可能です。信号の歪除去、反射波の修正、通信ラインの延長などにも使用可能です。

製品ページ:https://www.pulsemotor.com/products/motionnet/LSI/G9H50A.html

G9000シリーズを使うメリット

Motionnetの主な機能は、ボード/ユニット製品としてご用意しておりますが、
LSI製品のG9000シリーズ単体でもご購入いただけます。

ライセンス手続きは不要で、お客様側でシステムをより自在に構築することができます。

こんな時に、G9000シリーズ

1.オリジナルのフィールドバス機器を製作したい

  ⇒ リアルタイム性と拡張性を兼ね備えた、I/O&モーション制御のシステムを実現可能です。

2.複数軸のモーター制御ボードを分散/小型化したい

  ⇒ 装置のレイアウト/デザインの工夫にも貢献します。

3.フィールドバス検討における悩みを解消したい
 (メーカー選定に制約が生じないか、サーボモーターだけしか使えずコストアップか、開発に手間取らないか…)


  ⇒どのメーカーのモーターもOK、ステッピングモーター制御も可能、シンプル構成で開発容易です。

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